衆院選投開票日を伝える号外を読む男性=4日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ
衆院選投開票日を伝える号外を読む男性=4日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ

 岸田内閣が発足し、次期衆院選が「19日公示-31日投開票」と明らかになった4日、新潟県民からは新型コロナウイルス対策や人口減少問題など、活発な選挙戦を期待する声が上がった。岸田内閣に対しては「若返った」と評価した一方、森友問題などを念頭に政治の信頼回復も求めた。

 岸田文雄首相は臨時国会会期末の14日に衆院を解散する。解散から公示まではわずか5日しかない。

 「自民党に勢いがあるうちに選挙に持ち込みたい意図を感じる」と話すのは、新潟市秋葉区の主婦(41)。その上で、衆院選では「地方への企業誘致など、若者の移住促進や人口減少対策について議論を深めてほしい」と要望した。

 新潟市中央区の会社員男性(28)は「急な展開で驚いた。これでは閣僚がどんな考えを持っているのか分からない」と疑問を呈した。

 発足した岸田内閣は全閣僚20人のうち、初入閣が13人を占めた。

 パン店を経営する妙高市の女性(48)は「若返りはいいこと。ウイルス対策など、市井の人たちの目線に立って柔軟に対応してくれそう」と評価した。

 「こども庁」創設に向け、担当相に起用された野田聖子氏に期待するのは、上越市の会社員男性(49)。「自分の考えをしっかり持っている人なので、少子化対策で力を発揮してほしい」と望んだ。

 一方、長岡市の無職男性(69)は「知らない人ばっかり」と強調。本県関係議員の入閣は今回もなく、「大臣になるような器の人がいないのか」と残念がった。

 同市の無職男性(74)は安倍晋三氏が森友問題などで説明責任を果たしてこなかったと指摘し、「新内閣は安倍氏の息が掛かった人が多い。今までの流れをくんだだけの内閣で期待できない」と切り捨てた。

 燕市の大学1年の女性(18)は「桜を見る会などで政治は信用を失っているので、透明性を大切にしてほしい」と注文した。