大学生が政治や選挙について学び、同世代の若者に投票を呼び掛ける「Niigata選挙カレッジ」の座談会が7日、オンラインで開かれた。カレッジのメンバー7人が、会員制交流サイト(SNS)を使った啓発や効果的な情報発信について意見を交わした。

 座談会は、今回の衆院選で新潟県選挙管理委員会が実施する写真共有アプリ「インスタグラム」を活用したPR事業に、若者の意見を取り入れようと企画された。

 学生たちは、インスタグラムに掲載する画像について意見を出し合った。「新潟という文字を付けると引きつけられる」「かわいい写真を使えばユーザーの気を引きやすい」といった意見が上がった。

 県選管は今後、座談会で出た意見を踏まえて掲載内容を決め、発信する。選挙カレッジの副代表を務める新潟大2年の藤田恭代さん(20)は「SNSを見てもらうには1枚目の写真が重要。今後の啓発活動にも生かしたい」と話した。

 選挙カレッジは、県明るい選挙推進協議会が投票率向上などに向けて2013年度から取り組んでいる啓発活動。本年度は新潟大などの26人が参加した。