衆院新潟6区への出馬を予定していた前立憲民主党参院議員の風間直樹氏(54)は15日、上越市の事務所で記者会見し、今回の衆院選での立候補を断念すると表明した。政界引退はせず、次の衆院選での出馬を目指すという。

 風間氏の不出馬により、6区は自民党前職の高鳥修一氏(61)と立民新人の梅谷守氏(47)による与野党の一騎打ちの構図になる見通しとなった。

 風間氏は会見で「現時点で(立候補するのに)十分な環境が整わず、見送りの判断をした。『天の時、いまだ至らず』という心境だ」と述べた。前日まで新党などからの出馬の可能性を探ったとした上で、「各党の公約と自分の政策が一致しなかった」と不出馬を決めた理由を説明...

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