三条市や新潟市南部などをエリアとする新潟4区は、新潟県県の現役国会議員で最も長い6期18年の経歴を誇る立憲民主党前職の菊田真紀子氏(51)に対し、自民党新人で前三条市長の国定勇人氏(49)が挑む一騎打ちになりそうだ。過去3回の衆院選で菊田氏と戦った自民候補が差し替えられたため、9年ぶりに対決の顔触れが変わる。
菊田、国定両氏は過去の衆院選や三条市長選で協力関係にあり、大票田の三条市では「国政は菊田、市政は国定」の形で支持してきた有権者が相当数いる。この2人が袂(たもと)を分かち激突するため、同市でいかに票を囲い込めるかが勝敗の行方を左右しそうだ。
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2017年の前回衆院選を無所属で...
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