上越、十日町、糸魚川各市などの新潟6区では、自民党県連会長で前職の高鳥修一氏(61)と立憲民主党新人の梅谷守氏(47)が3度目の対決に臨む。前立民参院議員の風間直樹氏(54)が出馬を見送ったことで、2017年の前回選に続き、再び与野党一騎打ちの構図になる。
風間氏は07年に民主党(当時)の参院議員(全国比例)となる以前は、自民県議としてキャリアを積んだ。このため与野党いずれも「風間氏が出馬した場合は、支持層をある程度削られるのではないか」と警戒感を強めていた。
風間氏が土壇場で出馬を断念したことで、高鳥、梅谷氏両陣営とも「影響を避けられた」と安堵(あんど)する。迫る与野党全面対決へ、それぞれ...
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