新潟県選挙管理委員会は24日、県内6選挙区の衆院選期日前投票の中間状況をまとめた。投票1週間前に当たる24日現在で、県内全体の期日前投票率は6・03%。前回2017年の同時期に比べて1・93ポイント上がった。
在外選挙人を含めた18日現在(上越市は23日現在)の県内選挙人名簿登録者数は187万9339人。これに対し、期日前投票が始まった20日から5日間の投票者数は11万3402人で、前回より3万3812人増えた。
小選挙区別の期日前投票率は高い順に5区7・04%(前回比2・30ポイント増)、4区7・01%(同2・17ポイント増)、1区6・59%(同1・69ポイント増)、3区5・73%(同2・03ポイント増)、2区5・72%(同2・31ポイント増)、6区3・70%(同1・13ポイント増)だった。
投票率が上昇したことについて、県選管は「有権者が(新型コロナウイルスの感染防止のために)『密』を避け、投票を済ませようとしたことや、期日前の制度が定着したからではないか」とみている。