新潟県胎内市選挙管理委員会は25日、衆院選の期日前投票の投票用紙を有権者1人に誤って二重に交付し、投票されたと発表した。票は有効となる可能性があり、市選管の担当者は「非常に重く受け止めている」と再発防止を徹底する。

 市選管によると、24日午前11時30分ごろ、市役所の期日前投票所で市職員が比例代表の投票用紙を1人に2枚交付した。その後、小選挙区用などを含め残票数を確認したところ、比例代表用だけ1枚少なかったことから判明した。

 立会人が比例代表の投票用紙とみられる紙2枚を投票箱に入れる有権者を見たが、制止できなかった。投票用紙は政党名が正しく書かれていれば有効になる。

 市選管は「当時は投票所が混雑し、職員が早く配ろうと焦ってしまった」と説明。25日から投票所の入場制限を始めたほか、交付のたびに残票数を確認するなど対策を取った。