自民党県連会長で前職の高鳥修一さん(61)=新潟6区=は接戦の末、野党統一候補に敗れた。比例代表での復活を果たしたが、「小選挙区の議席を守れなかったのは私の不徳の致すところ」と支持者たちを前に深く頭を下げた。 午前0時前、立民新人の梅谷守さん(47)の当選確実が伝えられると、上越市の会場にはため息が響いた。すぐに比例復活の当確が出ても歓声はなく、拍手で迎えられた高鳥さんにも笑顔はなかった。 選挙戦では政権与党の実行力を強調し、厚い組織戦を展開。しかし、辛勝だった前回の約2千票差を一気に覆された。 小選挙区での敗因について「政府や党の役職でなかなか地元に帰ってこれず、選挙運動の量が...
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