子育て奮闘中の家庭ではいろいろなことが起きます。不慣れながらもパパが関わっていく様子を、架空の家族・広田家を舞台に笑いと温かさを交えて紹介。全5話を新潟県在住の漫画家「いくた はな」さんが描きます。第3話は「アピール力」。育児家事に前向きになりはじめたまさる。みのりにとっては当たり前のことをアピールしてくるまさるにイライラ。「イクメン」って…?

登場人物

第3話 アピール力

 
 
 2010年の新語・流行語大賞トップテンに選ばれた「イクメン」。あれから10年以上たった今では、家事や育児は夫婦で協力するのが浸透し、育児を積極的に行う男性を特別視しない傾向にあります。ママたちが求めているものは「イクメン」ではなく「自発的に育児をする父親」。子育てをしながら自分自身も成長していく。ママもパパもそうありたいですよね。まさるは同僚との会話で大切なことに改めて気付いたようです。

※この作品は全てフィクションです。

いくた はな

夫と4人の子どもの6人家族で新潟県在住。会社員として働きながら育児経験や夫婦のできごとを漫画に書き、インスタグラムなどSNSに投稿。2021年1月にフリーの漫画家、イラストレーターとして独立。著書に「こじらせ処女の初彼氏」(光文社)「夫を捨てたい。」(祥伝社)「鬼と夜明け」(トゥーヴァージンズ) インスタグラム:@iktaa222