新潟県長岡市の夏を彩る「長岡まつり大花火大会」(長岡花火)が8月2、3日、信濃川河川敷を会場に行われた。長岡空襲や中越地震からの復興、平和への祈りを込めた大輪の花火が夜空を埋め、2日間で2022年を1万5千人上回る29万5千人(有料観覧者数・主催者発表)が全国から訪れた。「圧巻だ」「来年も楽しみ」。新型コロナウイルス禍の制限もなくなり、いつもの夏の風景が長岡に戻ってきた。大会の様子を写真で振り返る。

◆代名詞の大輪

長岡花火の代名詞、正三尺玉の大輪=8月2日、関越道長岡インターチェンジ方向から撮影

◆「この空の花」のように

花火「この空の花」。長岡花火を描いた映画の公開を記念して2012年から打ち上げられている=8月3日、長岡市幸町2から撮影

◆「宇崎&阿木」に合わせ

花火「故郷(ふるさと)はひとつ」。宇崎竜童さんと阿木燿子さんが手がけた同名の曲に合わせて上がる=8月3日、信濃川右岸から撮影

◆夜空舞う不死鳥

復興祈願花火「フェニックス」。不死鳥を...

残り433文字(全文:817文字)