花角英世知事が5月の新潟県知事選に再選を目指して立候補すると正式に表明した16日、既に再選出馬を要請していた自民、公明両党の県内関係者は歓迎し、「選挙に向けしっかり応援したい」と口をそろえた。一方、2018年の前回知事選で野党共闘候補を推した国政野党勢力は対応が分かれている。立憲民主、国民民主両党を支える連合新潟と、国民民主県連は花角知事支援を打ち出している一方、社民、共産両党には主戦論が根強い。対応が注目されていた立民県連は候補者擁立が困難な情勢だ。

 「表明時期は本人にお任せで、早いも遅いもない。今後は(選挙に向け)しっかり協力態勢を築きたい」

 花角知事の出馬表明の一報を受け、自民県連の小...

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