佐渡金山のシンボル、道遊の割戸
佐渡金山のシンボル、道遊の割戸

 新潟県教育委員会は16日、「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録を推進するため、県の部局を横断するワーキングチームを設置したと発表した。国や佐渡市と連携し、登録を目指して準備を進める。

 政府は1日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に佐渡金山を推薦した。今後、ユネスコの諮問機関による現地調査を経て、2023年夏に登録の可否が審査される見通しだ。

 チームは登録に向けて推進体制を強化するのが目的で、橋本憲次郎副知事をトップとし各課の課長ら10人で構成する。今後、現地調査の対応や、国際理解の促進のための講演会などを開く予定。

 佐渡金山を巡っては、韓国政府が「朝鮮半島出身者が強制労働させられた」と...

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