
パートナー企業の求人活動の一環として、企業のパンフレットを配る早川史哉(左)=11月、新潟市中央区
アルビレックス新潟は、6年ぶりにJ1で戦ったシーズンを終えた。新型コロナウイルス禍の収束とも重なった復帰1年目は、スタジアムは多くのサポーターでにぎわい、スポンサー収入も増加した。クラブの運営面からは「J1効果」が表れたと言えそうだ。(2回続きの2)
「もし良かったら、話だけでも聞いていってください」。11月、新潟市中央区の朱鷺メッセで、J1アルビレックス新潟の副主将を務めるDF早川史哉が、学生たちに呼びかけた。
新潟のパートナー(スポンサー)企業であるシステム精工(新潟県長岡市)が参加した合同企業説明会に、早川は“助っ人”として出席し、学生にシステム精工のパンフレットを配った。興味を持った学生が、ブースで説明を聞いていく姿も多く見られた。
システム精工は新卒の...
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