活躍を誓う新加入選手。左からMF下吉優衣、DF富岡千宙、FW那須野陽向、MF田中聖愛、DF長崎咲弥=聖籠町
活躍を誓う新加入選手。左からMF下吉優衣、DF富岡千宙、FW那須野陽向、MF田中聖愛、DF長崎咲弥=聖籠町

 WEリーグのアルビレックス新潟レディースは1月30日、3月頭に再開するリーグ戦に向け、新加入選手の発表会見を、聖籠町の新潟聖籠スポーツセンターで開いた。2月に正式加入する新卒の5選手が「たくさん試合に出る」「結果を残す!」などと、色紙に目標を書いた。

 加入するのは、新潟LU-18から昇格するMF田中聖愛、DF長崎咲弥、日体大のDF富岡千宙、藤枝順心高(静岡)のMF下吉優衣、修徳高(東京)のFW那須野陽向。

 田中と長崎は「育成組織トップ可選手」として、既に公式戦に出場している。田中の父は元日本代表の田中達也・J1新潟アシスタントコーチ。「ゴールに直結するプレーヤーになりたい」と語った。新潟市東区出身の長崎は「1対1で負けない、1人でも局面を打開できる選手になりたい」と決意を込めた。

 下吉と那須野は、今冬の全日本高校女子選手権で活躍した。下吉は中盤の主力として、藤枝順心高の2連覇に貢献。新天地でも「ゴールに関わるパスを出し、勝利に貢献したい」と意気込む。那須野は4得点を挙げ、得点王となった。「得点やアシストと、目に見える結果を残したい」と力を入れた。

 富岡は、なでしこリーグ1部に所属する日体大のチームでプレーしていた。「一日でも早く試合に絡めるようになりたい」と抱負を語った。

 WEリーグは1月上旬までに第7節を終え、中断期間に入っており、新潟Lは4勝1分け2敗で3位につけている。