新潟県は2月8日、県内86の定点医療機関から1月29日〜2月4日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者が1627人で、1医療機関当たりの平均は18・92人だったと発表した。前週(1月22〜28日)の14・84人から1・27倍となり、4週連続で増加した。
県によると、この1週間の入院患者数は1日平均198人で、前週より14人減った。重症者は同1人、中等症者は同34人だった。
県内13の基幹定点医療機関の入院患者数を把握する「入院サーベイランス」は、1医療機関当たりの平均が5・00人で前週よりも増加した。
県内13保健所管内別では、新発田が30・57人と最も多く、上越が26・88人、新潟市が17・58人、長岡が13・00人だった。年代別の実数は全年代で前週より増えており、14歳以下が6割超を占めた。
集団感染は計29件確認され、児童福祉施設で16件、高齢者施設で13件だった。