イトーヨーカドー丸大新潟店。セブン&アイHDの傘下を離れ、OICグループへの承継が予定される=13日、新潟市中央区
イトーヨーカドー丸大新潟店。セブン&アイHDの傘下を離れ、OICグループへの承継が予定される=13日、新潟市中央区

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂(東京)が新潟県内から撤退し、イトーヨーカドー丸大新潟店(新潟市中央区)が食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市)に2025年3月ごろに承継される。撤退に伴い衣料品売り場を含め、今後の店舗構成が焦点となる。ロピアは食品を軸とした低価格を武器に全国で出店攻勢を強めており、業界関係者からは新潟県進出の足掛かりとみる向きもある。

 丸大(新潟市中央区)は1977年にイトーヨーカ堂と業務提携し、現在の新潟店は拡張を経て78年に新装オープンした。現在は同社の完全子会社。食品や日用品、衣料品などをそろえる総合スーパーと...

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