関東経済産業局が発表した9月の百貨店・スーパー販売動向(速報)によると、県内の百貨店1店とスーパー159店の合計販売額は349億6100万円で、既存店ベースで前年同月比0・3%増だった。8月に続き、飲食料品の伸びが販売額全体を引き上げたが、飲食料品の伸び率は8月より鈍化した。

 衣料品は7・8%減。このうち紳士服は15・0%減、婦人・子供服は6・1%減だった。身の回り品は17・8%減。飲食料品は0・8%増だったものの、伸び率は前月と比べ2・8ポイント縮小した。県内の小売り関係者は「気温が低く、アイスや飲料が不振だったことなどが影響しているとみられる」と話す。家庭用品は2・8%減。食堂・喫茶は0...

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