新潟県は2月15日、県内86の定点医療機関から5〜11日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者が1589人で、1医療機関当たりの平均は18・48人だったと発表した。前週(1月29日〜2月4日)の18・92人より微減し、5週ぶりに減少に転じた。
新潟県によると、この1週間の入院患者数は1日平均229人で、前週より31人増えた。重症者は同3人、中等症者は同35人だった。
県内13の基幹定点医療機関の入院患者数を把握する「入院サーベイランス」は、1医療機関当たりの平均が5・38人で前週よりも増加した。
県内13保健所管内別でみると、十日町が35・00人と最も多く、上越が19・00人、新潟市が16・17人、長岡が13・62人だった。年代別の実数では、14歳以下が半数超を占めた。
集団感染は計17件確認され、児童福祉施設で4件、高齢者施設で11件、障害者施設で2件だった。