
県の除雪作業の様子。県は担い手確保のためさまざまな施策を講じている=2023年12月、小千谷市
新潟県が減少傾向にある道路除雪の担い手確保に腐心している。操縦者(オペレーター)に必要な大型特殊免許取得経費の助成を新たに始めたほか、各種イベントを通じた啓発活動を展開。通常2人乗りの除雪車を1人で操作する「ワンオペ除雪」も安全面に留意しながら拡大していく方針だ。今冬は例年より降雪が少ないが、県は「いつ雪が降るか注意しつつ体制を維持していきたい」としている。
新潟県の業者へのアンケート調査によると、県管理道路の除雪を担うオペレーター数は2022年度で2735人。20年度に...
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