広島戦に向けて調整するDF三浦紗津紀=聖籠町
広島戦に向けて調整するDF三浦紗津紀=聖籠町

 WEリーグのアルビレックス新潟レディースは第8節の3月3日午後2時から、エディオンピースウイング広島で9位の広島と対戦する。冬季中断明けの初戦となる。現在3位につけており、橋川和晃監督は「タイトル(獲得)に向けて発進する1戦目。しっかり勝ち点を取りたい」と意気込む。

 中断期間中に目標を「トップ3」から「タイトル」へ引き上げた。3月の7試合で勝ち点16の獲得を目指す。MF石田千尋は「ここで勝って、良い流れをつかみたい」と闘志を燃やす。

 広島とは2023年10月のWEリーグカップ決勝で、一進一退の攻防を繰り広げ、PK戦の末に惜敗した。指揮官は「良い時間帯で決め、悪い時間帯は耐える。勝負の際を取れるか」がポイントとする。

 広島のリーグ戦総得点は、新潟Lと同じ8。日本代表のMF中嶋淑乃とMF上野真実がいる前線は強力だ。FW石淵萌実は「みんなで前から行くか、引いて守るか。全体の距離感を良くすることが結果的に、攻撃にもつながる」と話した。

◆チームの原点は堅守!DF三浦紗津紀「みんなで守る」...

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