新潟県は3月21日、県内86の定点医療機関から11〜17日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者が977人で、1医療機関当たりの平均は11・36人だったと発表した。前週(4〜10日)の11・94人から微減し、2週連続で減少した。
県によると、この1週間の入院患者数は1日平均316人で、前週から30人減った。重症者は1日平均2人、中等症者は29人だった。
県内13の基幹定点医療機関の入院患者数を把握する「入院サーベイランス」は、1医療機関当たりの平均が5・08人で、前週よりも減少した。
県内13保健所管内別では、十日町が28・67人と最も多く、新潟市が10・71人、長岡が8・85人、上越が8・63人だった。年代別の実数は、19歳以下の若い世代が半数近くを占めた。
集団感染は計24件確認され、児童福祉施設で3件、高齢者施設で20件、障害者施設で1件だった。