きんぱちの湯に新設されたサウナ。窓の外には日本海が広がる=長岡市寺泊松沢町
きんぱちの湯に新設されたサウナ。窓の外には日本海が広がる=長岡市寺泊松沢町

 新潟県長岡市の寺泊浜焼センター(寺泊上荒町)は、運営する入浴・宿泊施設「寺泊きんぱちの湯」を3月26日、リニューアルオープンする。客室を改装し、サウナや水風呂を新設。魚の市場通りの店舗「金八」にもイートインスペースを設けた。総投資額は約3億6千万円。新型コロナウイルス禍明けの旅行需要が回復傾向にある中、ハード面を充実させ、新たな客層の獲得や顧客満足度を高めたい考えだ。

 きんぱちの湯は、佐渡の海洋深層水を使った風呂や日本海に面した景観を売りにしている。日帰りのほか、19室の客室や宴会場も備え、宿泊にも対応する。

 今回の改装では、最大15人が入れる約11平方メートルのサウナを男女の風呂にそれぞれ...

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