
各国の政府関係者を招いた展覧会で来場者に本県の文化について説明する花角英世知事(右)=25日、パリ
【パリ=遠藤寛幸本社記者】新潟県の花角英世知事と佐渡市の渡辺竜五市長は3月25日、フランス・パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部を訪れ、日本の都市の魅力を発信する展覧会に参加した。集まった各国の政府関係者に世界遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」について知ってもらうとともに、雪や食など新潟県の多様な文化をアピールした。
花角知事と渡辺市長のパリ訪問は昨年に続いて2回目。佐渡金山の登録可否が審査される世界遺産委員会が7月下旬に迫る中、各国に地元の熱意を再び伝えるため訪れた。
展覧会は「日本へのクリエイティブな旅展」と題し、日本のユネスコ関係者らでつくる実行委員会が主催した。花角知事は...
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