中核病院の設置など上越地域医療構想調整会議で合意された中期的医療再編の方向性について、新潟県上越市の中川幹太市長は3月27日の定例会見で「持続可能な医療提供体制が構築されるよう積極的に議論に参画していく」と述べた。
3月21日の調整会議では、市立上越地域医療センター病院を含む市内3病院を中心に役割分担を見直すなどの方向性が示された。
市長は会見で、上越医療圏に高度な医療体制が必要と強調。その上で「センター病院は専門性が高い回復期や慢性期、へき地医療を担う役割を発揮していきたい」との考えを明らかにした。