新潟市の全景
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 新潟労働局が3月29日に発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は1・46倍で、前月に比べ0・04ポイント低下した。低下は3カ月ぶり。物価高騰に伴い求人を減らす動きもあるとし、雇用情勢判断を「改善の動きに足踏み感がある」と引き下げた。

 2月の有効求人数(パートを含む、季節調整値)は5万2190人で前月比0・1%減と、2カ月連続で減少した。有効求職者数は3万5689人で、同2・8%増と2カ月ぶりに増加した。有効求人倍率の全国順位は前月の6位から8位へ下がった。

 学卒者を除く新規求人数(パートを含む、原数)は1万9016人で前年同月比2・9%減と、2カ月連続で減少した。

 新規求人の産業別では、製...

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