新入社員を代表して決意表明する玉木由蘭さん=4月1日、新潟市南区のダイニチ工業本社
新入社員を代表して決意表明する玉木由蘭さん=4月1日、新潟市南区のダイニチ工業本社

 新年度が始まった4月1日、新潟県内の各企業で入社式が行われた。設立60周年を迎えたダイニチ工業(新潟市南区)では、10人の新入社員が吉井唯社長から辞令を受け取り、社会人の第一歩を踏み出した。

 石油ファンヒーターや加湿器で国内トップシェアを誇るダイニチ工業は本年度、大学・大学院卒6人と高卒4人を採用した。

 入社式で吉井社長は「先入観にとらわれず、新しい視点から物事を見つめ、切り開いていってほしい。一緒に未来を作りましょう」と呼びかけた。

 新入社員を代表し、技術開発部に配属された玉木由蘭さん(24)=新潟市西蒲区出身=が「社員を大切にする会社だと思って志望した。先輩方の指導を素直に受け止め、仕事...

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