能登半島地震で液状化被害が多発している新潟市西区と江南区で、市は液状化対策に関する被災者向け説明会を開く。4月27日と30日の西区の計2会場に加え、まとまった被害がある江南区で建物やインフラ復旧についての説明会を5月17日に開くことにした。

 市によると、4月18日現在の住宅被害は西区が1万棟を超え、市内全体の8割を占める。ただ、江南区でも全壊1棟、半壊170棟、一部損壊1149棟で、天野地区を中心に被害が発生。地区の道路には陥没やひび割れがあり、住民からは「安心して住める対策を示してほしい」と求める声もある。

 市の説明会は4月27日と30日が西区の会場で、建物を復旧する際の工法や道路、下水道...

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