
「自治体SDGsモデル事業」として整備された太陽光発電設備・充電スポット
新潟県佐渡市は、飲食店や酒蔵、大学の出先スペースが集積する西三川地域に、太陽光発電による充電スポットと、竹チップを活用した舗装スペースを設けた。市が進めるSDGs(持続可能な開発目標)のモデル事業と位置づけ、他地域での展開も今後検討する。
持続可能な島を目指す佐渡市は2022年、国から「SDGs未来都市」に選ばれた。市がまとめたSDGs未来都市計画では、再生可能エネルギーの導入などを積極的に進めると掲げている。
一方、22年冬の大雪の際は、大量の竹が電線に倒れかかり、長期停電を引き起こした。未整備の竹林の増加が倒竹の一因ともされ、竹の活用法の模索も課題になっていた。
今回、市は西三川に太陽光...
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