はだしになって田んぼに入り、「新之助」の苗を植える参加者=5月5日、新潟市南区小蔵子
はだしになって田んぼに入り、「新之助」の苗を植える参加者=5月5日、新潟市南区小蔵子

 コメ作りを通じて子どもたちに地域への関心を高めてもらおうと、新潟市南区で5月5日、田植えの体験会が開かれた。参加者は「おいしくなあれ」などと声を掛け合い、新潟県のブランド米「新之助」の苗を植えた。

 南区の農業体験施設「アグリパーク」が、南区の農家とJR東日本でつくる農業法人「JR新潟ファーム」などと共催した。この日は親子連れら約40人が、JR新潟ファームの約7000平方メートルの田んぼに苗を植えた。

 参加者は、JR新潟ファームの片野秀雄代表(73)から「苗は3本くらいずつ植えて」などと指導を受け、田植えに挑戦。泥の感触に戸惑い、泥から足が抜けずに尻もちをついてしまう子もいたが、最後まで笑顔で...

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