亀田製菓(新潟市江南区)は5月15日、2024年3月期の連結決算を発表した。価格改定効果や生産性の向上により営業利益は前年比25・3%増の44億6700万円だった。

 主力の国内米菓事業は、上期に在庫不足が生じたことなどから定番の「亀田の柿の種」などの売上高が前年を下回った。一方、ベトナムなどアジアでの事業が好調だったほか、1月に発生した能登半島地震の影響により長期保存食品の需要が高まった。円安による...

残り163文字(全文:365文字)