
地域の未来を住民と語り合う小出中の生徒=新潟県魚沼市古新田
新潟県魚沼市の小出中学校で、「地域の未来を語る会」が開かれた。生徒と住民が車座になり、小出地区の10年後の姿を語り合い、自分たちにできることを考えた。
今年で3回目。全校生徒約240人と、PTAや商工会、民生・児童委員ら住民約40人が参加し、5月7日に開かれた。
冒頭、魚沼市の現在の人口約3万3千人が2060年に半減する予想など、少子高齢化が進む現状が紹介され、5人前後のグループで話し合いを始めた。
生徒たちは10年後の地域について「きれいな自然を守りたい」「米をさらにおいしくする」「働く場所を増やしたい」などと提案。大手飲食チェーンや遊ぶ場所が欲しいといった意見も多かった。自分たちにできる...
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