
地域住民が町家の火災リスクなどを学んだ防火座談会=5月13日、上越市仲町2
今年に入り上越市高田地区の建物密集地で火災が相次いでいることを受け、上越地域消防局は5月13日、上越市仲町2の空き家で防火座談会を開いた。地元住民15人が参加し、壁を接している町家の火災リスクや防火対策を学んだ。
上越地域消防局予防課長の宮﨑博子さん(59)がリスクについて説明。町家は昔ながらの建物が多く土壁を使っていたり、家同士が天井裏でつながっていたりするなど防火構造になっていないことが多いと指摘。火災が起きると延焼して消火が困難になるとも語った。
日常に潜む出火リスクとして、たこ足配線やコンセントにたまったほこりからの出火、ストーブの上に洗濯物を干すことなどを列挙。火災発生時に火元以外...
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