伸びやかな歌声を響かせた長岡甚句大会=19日、長岡市千秋3
伸びやかな歌声を響かせた長岡甚句大会=19日、長岡市千秋3

 民謡愛好家が自慢ののどを競う長岡甚句大会が5月19日、新潟県長岡市千秋3の長岡リリックホールで開かれた。出場者は伸びやかな声を会場に響かせた。

 長岡甚句の普及と継承を目的に市民謡連盟が主催し30回目。新潟県内外の20代から90代の35人が出場し、年代別の3部門で審査に臨んだ。

 約250人の聴衆が集まり、出場者は三味線や笛、太鼓の演奏に合わせて「ハァーエーヤー」と味わい深く歌い上げた。

 成年の部で優勝し、総合優勝に輝いた新潟市江南区の会社員、入山佳子さん(48)は「緊張で声の伸びがなかったが、優勝できてうれしい。民謡を楽しみながら、レベルアップしていきたい」と話した。

 今回は、長岡大花火音頭の...

残り118文字(全文:418文字)