
遺族や警察関係者らが、殉職者と殉難者の冥福を祈った慰霊祭=5月24日、新潟市西区
殉職した警察官や人命救助に協力して亡くなった殉難者の慰霊祭が5月24日、新潟市西区の県警察学校で行われた。遺族や警察関係者ら138人が参列し、祈りをささげた。
警察学校敷地内にある慰霊碑には、新潟県警が明治初めに創設されて以来、殉職した警察職員74人と、殉難者23人がまつられている。今年新たに加えられた人はいなかった。
式典では参列者が黙とうをささげ、献花して殉職者らの冥福を願った。
新潟県警の滝澤依子本部長は1971年の渋谷暴動事件で火炎瓶による襲撃を受けて亡くなった警察官や、水難者の救助中に自らも遭難した人らに触れ「御霊(みたま)の尊い業績と遺志を肝に銘じ、県警職員が一丸となって課題に取...
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