地震体験車で揺れを体感する直江津南小の児童たち=上越市中央1
地震体験車で揺れを体感する直江津南小の児童たち=上越市中央1

 地震や火災など災害への備えを学ぼうと、新潟県上越市中央1の直江津南小学校4年生43人が防災学習を行った。上越消防署員5人を講師に招き、被災地での救助活動の様子や体験談を聞いたほか、地震体験車で震度7の揺れを経験した。

 直江津南小の4年生は、能登半島地震を受け、「防災」をテーマに総合学習をしている。

 防災学習は5月24日にあり、東日本大震災の緊急消防援助隊の一員として活動した上越消防署の清水聡主任(36)が、津波で大きな被害を受けた街の様子や現地での体験などを語った。

 そして「もしもの時に備えてハザードマップを確認しておくことが大切。周囲に優しく接することの積み重ねが災害時の共助につながる」と...

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