
村上市・胎内市沖の洋上風力発電事業者に対し、地域経済活性化について要望した村上商工会議所の川崎久会頭(左から2人目)=5月29日、村上市
新潟県村上市・胎内市沖で計画される洋上風力発電事業について、村上市の商工業者らでつくる団体が5月29日、国から選定された発電事業者の企業連合に要望書を提出した。地元事業者の活用や、岩船港の利活用に取り組むよう求めた。
村上・胎内沖の発電事業者に選ばれたのは、三井物産、ドイツの洋上風力大手RWEの日本法人(いずれも東京)、大阪ガス(大阪)の3社でつくる「村上胎内洋上風力コンソーシアム」。5月29日は、村上市の商工業者らでつくる「村上市事業者連携連絡会」が主催する説明会が開かれ、会員約60人に対し、企業連合の担当者が概要を説明した。
三井物産国内プロジェクト開発部の前田益尚(ますなお)次長は、地...
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