
ロボット田植え機を使った実習で、田植え機に苗や肥料を積み込む県農業大学校の学生ら=5月31日、新潟市西蒲区巻甲
これからの農業を担う若い世代にデジタル技術を活用したスマート農業への関心を高めてもらおうと、新潟県農業大学校(新潟市西蒲区)で5月31日、ロボット田植え機を使った実習が行われた。田植え機は人を乗せない自動運転が可能で、学生は最先端の技術を体験した。
ロボット田植え機を使った実習は農業大学校と新潟クボタ(新潟市中央区)が連携し、2023年度から実施。稲作経営科の2年生21人が参加した。
作業は農業大学校が管理する2ヘクタールの田んぼで実施した。田植え機は、事前に田んぼの広さを測定することで、人の操作は最低限で真っすぐに苗の植え付けができる。品種は高温に強い「にじのきらめき」を植え付けた。学生は...
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