
当選後初めての阿賀野市議会定例会本会議で一般質問に答える加藤博幸市長=6月4日、阿賀野市議会議場
「聞く政治」の真意はいかに-。選挙期間中に聞く政治を掲げて当選を果たした阿賀野市の加藤博幸市長が6月4〜6日、当選後初の市議会定例会の一般質問に臨んだ。
初日の4日には、さっそく政治姿勢を問う声が上がった。近山修市議(無会派)は、4月の阿賀野市長選で加藤市長が聞く政治を訴えて当選したことに触れ「(加藤市長の)選挙運動では、県議の後援会が中心になって活動をしていた」と指摘。その上で「県議や国の声、顔色をうかがう政治ではなく、市民の声を聞いて4年間、市のかじ取りをお願いしたい」と注文した。
これに対し加藤市長は、同級生や自治会などの支援の輪が広がった結果、県議らの協力を得たと強調。「顔色をうかが...
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