
島田技建の担当者によるドローンの飛行実演。雨天の中、難なく飛行し、関係者が災害時の応援業務を期待した=三条市旭町2
土木建築や小型無人機(ドローン)による空撮など手がける新潟県三条市南四日町1の島田技建は、災害時のドローンを活用した応援業務などについて三条市と協定を締結した。7・13水害から20年となる中、性能の向上が進むドローンを救命や被災者支援などに生かす。
島田技建が自治体と災害時応援協定を結ぶのは初めて。三条市が企業とドローンの活用の協定を締結するのも初めてだ。
地震や風水害、大規模火災などが発生した際、ドローンで航空映像を撮影し、状況を確認することができる。体温に反応する赤外線カメラを使うことで、森ややぶのような視界が悪い場所での行方不明者捜索などにも活用できる。
また、30キロの貨物を運べるド...
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