親子で花火玉の模型作りに取り組んだ総合学習の授業=長岡市豊田町
親子で花火玉の模型作りに取り組んだ総合学習の授業=長岡市豊田町

 花火玉の模型作りなどを通じて、長岡花火への理解を深める総合学習が、新潟県長岡市豊田町の豊田小学校で開かれた。6年生全員と保護者ら約200人が参加。親子で協力して花火玉の断面模型を完成させ、長岡花火の歴史や込められた思いを学んだ。

 長岡花火財団と明治安田生命(東京)が4月に締結したオフィシャルパートナー協定に基づく取り組みで、5月31日に行った。

 4号玉の断面模型作りでは、粘土を小さく丸めて「火薬」をこしらえた。親子で60個弱を両手で丸め、児童は「数が多い」と苦労しながらも、笑顔で取り組んだ。半球形の皮に「火薬」を敷き詰めていく作業では、隙間がないように並べ、接着剤を使って固めていった。

 模型...

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