
暑さに強いコメの新品種の開発状況など研究成果について報告する新潟大農学部の山崎将紀教授=6月10日、新潟市西区の新潟大
夏の高温に耐性があるイネの新品種開発に取り組む新潟大農学部の山崎将紀教授(51)=作物学=は6月10日、暑さに強い新品種の有力候補を見つけたと発表した。コシヒカリと他の品種を交配したもので、高温下でもコメの粒が整っている割合が高いのが特徴。2〜3年後の品種登録が目標で、山崎教授は「新品種の開発など研究を進めることで、新潟や日本のコメを守りたい」と話している。
6月10日に新潟大(新潟市西区)で開いた会見で発表した。
山崎教授はコメの遺伝子を研究するため、...
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