
すくすくと成長している「大イチョウ」の子孫の木=長岡市不動沢
新潟県長岡市越路地域の不動沢集落のシンボル的存在だった「大イチョウ」の子孫が集落近くの森ですくすくと育っている。大イチョウは管理をするのが難しくなって2015年に伐採されたが、大イチョウの種から次代のイチョウが芽生え、成木となった。住民たちは「植えられている場所や姿は変わったが、末永く集落を見守り続けてほしい」と願っている。
大イチョウの子孫は、大雪にも猛暑にも耐え、高さ2メートルほどに成長。枝を力強く伸ばし、青々とした葉を付けている。
大イチョウは、かつて集落中心部の民家敷地内にあった。幹回りは6メートルほどで高さも30メートル近く。樹齢は400年とも500年ともいわれていた。
秋にはたく...
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