
宇宙探査機「ボイジャー」について、「宇宙は最後の開拓地」との気概があると語る清水研作教授=新潟市西区の新潟大五十嵐キャンパス
イギリスの作曲家ホルストの生誕150年に合わせ、代表作の組曲「惑星」に、作曲家で新潟大教授の清水研作さん(63)が新楽章「ボイジャー」を作曲した。7月7日に東京・墨田区のすみだトリフォニーホールで初演される。清水さんは「既存曲とアプローチの仕方は少し違うが、曲に込めた宇宙への夢は同じ。原曲の良さも再認識してほしい」と語った。
ホルストの組曲完成から1世紀を経て制作された「ボイジャー」は、歌付きの約15分。知人の音楽プロデューサーから昨年、全7楽章で構成される「惑星」に、1977年に打ち上げられた宇宙探査機「ボイジャー」をテーマにした新楽章を加えてほしいと依頼された。「実現できるのか、プレッシ...
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