新潟佐渡市が導入検討の宿泊税、「多くの合意形成が不可欠」と渡辺竜五市長　佐渡観光旅館連盟からの要望は「重く受け止める」

　新潟県佐渡市が導入を検討する宿泊税について、渡辺竜五市長は６月１０日の定例会見で「導入には多くの合意形成が不可欠」と強調し、導入の「（スケジュール感は）私自身は全く考えていない」とした。

　佐渡島内の宿泊施設でつくる佐渡観光旅館連盟は５月２８日、宿泊税導入を求める要望書を渡辺市長に提出。６月１０日の会見で渡辺市長は「（提出を）重く受け止める」と述べた。一方で「市内の宿泊業者は連盟だけではない」と強調。税の在り方の議論と並行して、関係者との合意形成に注力する姿勢を示した。