本番さながらの、力強いみこし担ぎを眺めて高齢者らが楽しんだ=燕市水道町2
本番さながらの、力強いみこし担ぎを眺めて高齢者らが楽しんだ=燕市水道町2

 新潟県燕市で7月に開かれる「飛燕夏まつり」を前に、みこしの担ぎ手とよさこいソーラン団体の計約70人が6月15日、市内の介護施設など4カ所でみこし巡行と踊りを披露した。高齢者らは手拍子で盛り上げ、うれしそうに笑顔を浮かべた。

 まつりのPRとともに、会場に来られない高齢者に雰囲気を味わってもらおうと「燕1000人みこし実行委員会」が開催。新型ウイルスの影響で施設を巡回するのは5年ぶりだ。

 燕市水道町2の「なごみケアセンター」では、利用者や地域住民ら約50人が参集した。担ぎ手らは威勢の良いかけ声を上げて敷地内を歩き、よさこい団体は華やかな演舞を繰り広げた。

 利用者の男性(87)は「まつりに行ったよ...

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