
雪室で3カ月寝かせた日本酒「泳雲」
新潟県妙高市関山の酒販店「十二屋」は、雪室で3カ月間熟成させた日本酒「泳雲(えいうん)」を6月22日、発売する。一般的な製法にとらわれない酒造りにチャレンジするシリーズの第2弾で、鮎正宗酒造(妙高市)に製造委託した。十二屋の川上晃平店長(29)は「熟成前よりも辛さが増し、夏に適した酒になった」としている。
第1弾は、酒のしぼり始めと中取りの間の部分を瓶詰めし2023年12月に生酒で発売。サイダーを思わせる甘い香りとメロンのような味わいの酒に仕上がり、約100本が完売した。
第2弾は、第1弾を火入れして鮎正宗酒造の雪室で熟成させたもので、約100本を用意した。川上さんは「角が取れ、飲みやすくな...
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