
みそ造りを体験する新井中央小の児童=妙高市諏訪町2
新潟県妙高市の新井中央小で6年生64人が地元産大豆を使ったみそ造りに挑戦した。ふっくらと煮た大豆を一生懸命にこね、おいしいみそになるよう思いを込めた。
6年生は総合学習の時間に菓子店やパン店、ネイリストなど地元で働く人たちから仕事について学ぶことにしている。第1弾として、みそ製造販売「太田醸造」の太田和史さん(32)を6月4日に招き、みそ造りを教わった。
児童たちは煮た大豆をたるに入れ、塩とこうじを丁寧に混ぜ込み、太田さんは「満遍なく混ぜてください」と声をかけた。カビが発生しないように空気を抜くため、みそを丸めておけに勢いよく放り、約110キロのみそを仕込んだ。秋まで太田醸造で発酵させる。
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