
土のうを作って積む訓練をする三条市の学生消防隊=6月23日、三条市上須頃
7・13水害から間もなく20年となる中、新潟県三条市は6月23日、市内各地で水害対応総合防災訓練を実施した。若い世代が防災の担い手になる学生消防隊も参加し、土のうの設置などを体験しながら学んだ。
訓練は毎年、出水期を迎える時期に実施している。三条市の学生消防隊は三条市立大学が開学した2021年に設立し、大学生や専門学校生の約50人が加入している。このうち6月23日に三条市上須頃の信濃川左岸で行われた訓練には8人が参加した。
学生消防隊のメンバーは三条市消防団や三条市消防本部の指導を受け、消防団員とともに土のうを作って積む訓練をした。最初は慣れない様子も見られたが、次第にスムーズに動けるように...
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