
出荷に向け、ユリの状態を確認する生産者ら=魚沼市吉水
新潟県内最大のユリ産地、魚沼市堀之内地域では出荷の最盛期を前に、魚沼市吉水のJA魚沼花き園芸センター集荷場で、出荷の最適なタイミングや品質をそろえる「目合わせ会」が今季初めて開かれた。生産者約30人がつぼみの具合や色などをチェックした。
JA魚沼によると、県内の2024年産の出荷計画は約635万本で、そのうち堀之内地域を中心とする魚沼花き園芸組合が約300万本と半数近くを占める。
出荷は5月中旬に始まり、12月まで続く。6月からハウス栽培の出荷が本格化し、7月から露地栽培も加わり、8月にかけてピークとなる。魚沼花き園芸組合の渡辺昌幸組合長(51)によると、今年は水不足もなく生育は順調という。...
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