
アユの稚魚を放流する斐太北小の児童たち=妙高市岡崎新田の矢代川
新潟県妙高市の関川水系漁業協同組合と斐太北小学校の児童が、岡崎新田の矢代川左岸でアユの稚魚約1200匹を放流した。児童たちは「大きくなってね」と声をかけながら、泳いでいく稚魚を見送った。
放流活動は関川水系漁業協同組合が毎年行っている。2024年は6月7日にあり、組合員が関川と支流の計4カ所で約9000匹を放流。地域の魅力や川の生態系について学んでいる斐太北小の3、4年生20人が矢代川での放流に参加した。
稚魚の体長は10センチほど。アユ釣りが解禁される7月11日には最大20センチほどに成長する。児童たちはバケツに入った稚魚を川のほとりまで運び、次々に放流した。
4年生の児童(10)は「アユ...
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